運動器リハビリテーション
運動器リハビリテーション(Ⅰ)の施設基準
施設基準は、
医師や理学療法士等の人員数、設備等
により規定されております
(Ⅰ)・(Ⅱ)・(Ⅲ)とあり、
(Ⅰ)が最上位の基準です
目次
運動器リハビリテーションとは
運動器(骨・筋肉・靭帯など)の障害に対して、
理学療法士等がマンツーマンでリハビリを行うことで、
低下した身体機能・運動能力を改善させる治療法です。
運動器リハビリの対象
ケガや病気、手術後
- 骨折・靱帯損傷
- 椎間板ヘルニア
- 靭帯断裂術後
- スポーツ障害
- 他病院での術後
加齢による症状
- 変形性関節症
- 肩関節周囲炎
- 脊柱管狭窄症
- 五十肩・拘縮肩
若年・中年の方であっても
- 肉体労働
- デスクワーク
- 育児負担
- 産前産後(女性理学療法士担当 ※当院から徒歩1分の分院「ふじいリウマチ・骨・関節クリニック」へ移行しました)
リハビリといえば、
入院して行うイメージ、
ご高齢の方が受けるイメージ、
があると思います。
しかしそうではありません。
老若男女問わず、
必要な状態であれば対象となります。
理学療法士(りがくりょうほうし)とは
理学療法士(PT、Physical Therapist)とは、
患者さまの基本的運動機能を回復させ、
速やかに社会生活を取り戻せるようにする専門職です。
一人ひとり細かく評価をし、
個々の患者さまに応じたリハビリプログラムを
実施していきます。
当院の理学療法士の紹介
在籍人数:(2024年9月2日時点)
正社員:9名
非常勤:5名
また理学療法士国家資格だけでなく、
特化した認定や資格取得者が多数在籍し、
互いに高めあうよう心がけています。
日本理学療法士協会会員率84.6%
(全国平均67.3% 令和4年度時点)
登録理学療法士取得率61.5%
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点)
当院理学療法士の主な認定・資格・活動
- St. Augustine大学各種講習会修了者 1名
- 日本理学療法士協会 徒手理学療法認定理学療法士 Manipulative Physical Therapy 1名
(有資格者全体での取得者率0.1% 令和4年3月31日時点) - 日本理学療法士協会 運動器認定理学療法士 Orthopaedic disorders 1名
(有資格者全体での取得者率2% 令和4年3月31日時点) - 日本理学療法士協会 登録理学療法士 8名
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点) - 3学会合同 呼吸療法認定士 1名
- ネバダ州立大学公認DKピラティス指導者(マットⅠ・Ⅱ) 1名
- 論文執筆 1名
- 学術大会発表経験 3名
※修了している主なコース研修・講習会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
副院長・リハビリ部門責任者 沖田啓介
出身養成校
- 神戸学院大学
総合リハビリテーション学部
医療リハビリテーション学科
理学療法学専攻
修了している主なコース研修・講習会
- St. Augustine大学各種講習会
・S1講習会(脊柱の評価と治療 )
・S2講習会(胸・腰椎・骨盤の評価と治療)
・S3講習会(頸椎・上部胸椎・頭蓋の評価と治療)
・S4講習会(骨盤帯の評価と治療)
・E1講習会上肢・下肢(四肢の評価とマニピュレーション)
・E2講習会(四肢上級)
・MF1講習会(筋・筋膜マニピュレーション)
※修了している主なコース研修・講習会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
認定・資格
- 日本理学療法士協会 徒手理学療法認定理学療法士
(有資格者全体での取得者率0.1% 令和4年3月31日時点)
Manipulative Physical Therapy
徒手理学療法に関する知識と技能を習得し、
一定の経験を有し、
安全で適切に実践することができる - 日本理学療法士協会 登録理学療法士
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点) - 日本理学療法士協会 地域ケア会議推進リーダー
- 日本理学療法士協会 介護予防推進リーダー
- 日本理学療法士協会 フレイル対策推進マネジャー
- 日本理学療法士協会 協会指定管理者(上級)
- 日本理学療法士協会 協会指定管理者(初級)
- 3学会合同 呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター2級
※認定・資格に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
チーフ理学療法士 小林夏樹
出身養成校
- 平成リハビリテーション専門学校
理学療法学科
修了している主なコース研修・講習会
- 日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会 研究会主催研修会
-
- 入門コース
- 各種初級コース 頸部・腰部・上肢・下肢
- 各種上級コース 頸部・上肢・下肢
※修了している主なコース研修・講習会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
認定・資格
- 日本理学療法士協会 登録理学療法士
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点) - 福祉住環境コーディネーター2級
※認定・資格に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
チーフ理学療法士 寺井恵里
出身養成校
- 神戸学院大学
総合リハビリテーション学部
医療リハビリテーション学科
理学療法学専攻
修了している主なコース研修・講習会
- 日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会 研究会主催研修会
- 骨盤底理学療法・産前産後理学療法共通
レベルⅠ 骨盤底の解剖・生理・運動について - 骨盤底理学療法・産前産後理学療法共通
レベルⅡ 臨床医学(泌尿器科・産婦人科学) - 産前産後理学療法 レベルⅢA
- 産前産後理学療法 レベルⅢB
※修了している主なコース研修・講習会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
認定・資格
- 日本理学療法士協会 登録理学療法士
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点)
※認定・資格に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
チーフ理学療法士 堀邉佳奈
出身養成校
- 神戸大学
医学部
保健学科
理学療法学専攻
修了している主なコース研修・講習会
- 日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会 研究会主催研修会
※修了している主なコース研修・講習会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
認定・資格
- 神戸大学大学院保健学研究科 パブリックヘルス領域 修士修了
- 日本理学療法士協会 登録理学療法士
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点) - 福祉住環境コーディネーター2級
※認定・資格に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
学術活動
- 学会発表
・第8回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会
演題名:産後の腰部痛に対して腰椎アライメントの修正と育児動作指導を実施した一症例 - 論文
・産後女性における睡眠障害が慢性腰痛骨盤痛の持続に与える影響.理学療法学,48(5):537-541,2021.
・Association between sleep disturbance and low back and pelvic pain in 4-month postpartum women: A cross-sectional study.European Spine Journal,2021 Oct;30(10):2983-2988.
※学術活動に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
松島茉由
出身養成校
- 甲南女子大学
看護リハビリテーション学部
理学療法学科
修了している主なコース研修・講習会
- 日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会 研究会主催研修会
認定・資格
- 日本理学療法士協会 登録理学療法士
(有資格者全体での取得率30.6% 令和4年3月31日時点)
※認定・資格に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
荒川美希
出身養成校
- 姫路ハーベスト医療福祉専門学校
理学療法学科
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
辻本亜依
出身養成校
- 甲南女子大学
看護リハビリテーション学部
理学療法学科
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
福地彩乃
出身養成校
- 広島国際大学
総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
所属学会
※所属学会に関するお問い合わせ先
TEL:070-5026-2494
mail:info@sawadaseikei.jp
お問い合わせフォーム
非常勤の理学療法士
5名在籍し、シフトにより勤務しております。
治療内容の紹介
- 関節可動域練習
~コリや硬さを改善、筋肉や関節を柔軟に~ - 筋力トレーニング・モーターコントロールトレーニング
~バランスのいい筋肉の使い方へ~ - 姿勢・動作修正(矯正)練習
~姿勢や動きを負担のかからない正しいフォームへ~ - セルフケア・自主トレーニングの指導
~毎日歯磨きをするように、身体のケアと運動を~ - 生活指導
~自身では気づけない癖を治す~
患者さまの状態を評価し、
必要な治療内容を選択して行います。
運動器リハビリは、ストレッチなどの受け身な治療だけではありません。
必要に応じて、運動療法、正しい姿勢・動作の練習、生活指導などを行います。
関節可動域練習
~コリや硬さを改善、筋肉や関節を柔軟に~
例:胸を開く方向への肩のストレッチ(左)
肩の関節包後面のストレッチ(中央)
膝を伸ばすための膝裏のストレッチ(右)
筋肉のコリはリラクセーション・マッサージでいいですが、
硬さに対してはストレッチングが必須です。
コリなのか硬さなのか、
きちんと見極めなければいけません。
コリなのか硬さなのか評価し、状態に合わせて治療手技を選びます。
- リラクセーション
- マッサージ
- ストレッチング
- 関節モビライゼーション
- トリガーポイントテクニック
- 筋膜リリース
などの治療手技を用いて、柔らかくしていきます。
また、柔らかすぎて不安定な部位がある場合、
筋力トレーニングや動作練習などを行い、
不安定な関節にストレスがかからないように
修正していきます。
筋力トレーニング・モーターコントロールトレーニング
~バランスのいい筋肉の使い方へ~
例:デッドバグ(インナーマッスルのトレーニング)
弱くなってる筋肉を調べ、
適切なフォーム、痛めている部分に負担のかからない方法で、
筋力トレーニングを行っていきます。
またモーターコントロールトレーニングで筋肉がバランスよく使えるよう練習し、
一部の筋肉や関節にばかり負担がかかっている状態を
改善していきます。
姿勢・動作修正(矯正)練習
~姿勢や動きを負担のかからない正しいフォームへ~
- 起き上がり方
- 座り方
- 立ち上がり方
- 立ち方
- 歩き方
- 階段の昇り降り など
例:正しい立ち姿勢の練習(骨盤の傾き具合の修正)
姿勢や動作の癖から痛みを助長している方が
多くいらっしゃいます。
誘導や部分練習を行い、改善を図ります。
セルフケア・自主トレーニングの指導
~毎日歯磨きをするように、身体のケアと運動を~
- 家事や仕事の合間のケア
- 寝る前のケア
- セルフストレッチ
- セルフマッサージ
- 正しい筋力トレーニング など
ご自身での運動やケアも大切です。
正しいフォームで行うことは、
思っている以上に難しいです。
近年、インターネット・SNS等で様々な運動が紹介され、
質の高い運動も多くみられます。
ただ、
見本通りにできていればよいのですが、
少し関節の角度や姿勢が違うだけで、
効果が少なくなってしまったり、
身体に負担をかけてしまう場合があります。
行う運動が身体の状態に合っていない場合もあります。
状態に合った運動を選び、
正しいフォームで行えるようになるまでは、
指導の下で行うのがベストです。
患者さまの状態に合わせて、
徐々に種類を増やしたり、
難易度を変えていきます。
生活指導
~自身では気づけない癖を治す~
- 家事やパソコン作業の癖
- 正しい荷物の持ち方
- どんなことが負担になるかの説明 など
動作や生活をセーブしなければいけない場合、
指導して悪化しないように努めます。
慢性疼痛の場合も生活指導がとても重要です。
痛くなった原因をお聞きしますが、
「特に何もしていない。」、「わからない。」と
お答えになる方がたくさんいらっしゃいます。
ご自身では、
日常生活の動きの中で
何が身体を痛める原因か
気づいていないのです。
生活習慣の悪い癖を修正することが、
根本的な原因の改善
となります。
運動器リハビリの治療時間・頻度
治療時間は20分もしくは40分です。
状態に応じて治療時間は決めております。
頻度は初回で評価・治療をした上で、
提案させていただきます。
概ね週1~3回で行っていきます。
痛みが落ち着いたり、
セルフケアや動作が習得できれば、
徐々に頻度を減らし、
終了を目指します。
セルフケアや新しい姿勢・動作を
日常生活に反映するには、
徒手療法のある文献では
2~4カ月かかる
とされています。
根気よく継続していただくことが重要です。
患者さまによっては、関節の変性が著しかったり、
生活や仕事での負担が大きかったりすることで、
終了が難しく、継続的なリハビリが必要な方もいらっしゃいます。
運動器リハビリの料金
20分+再診料 | 40分+再診料 | リハビリ計画料(月1回) | |
1割負担 | 260円 |
440円
|
300円 |
2割負担 | 520円 | 890円 | 600円 |
3割負担 | 780円 |
1,330円 |
900円 |
運動器リハビリを受けていただくには
診察時に運動器リハビリも受けたい旨を伝えていただき、
適応があれば開始となります。
運動器リハビリは予約制です。
その日の予約に空きがあれば、
当日に治療をさせていただける場合もございます。
事前に初回予約を取ることは出来かねます。
ご了承ください。
来院が難しくなってきた患者さまには
来院すること自体が困難な患者様には、
介護保険にて行う訪問リハビリテーションを提案しております。
当院の理学療法士がご自宅まで訪問し、
リハビリテーションをさせていただきます。
詳細は訪問リハビリテーション専用のホームページをご覧ください。